Bicep のサンプルコードをまとめた ks6088ts-labs/baseline-environment-on-azure-bicep の利用方法をまとめます。
開発環境の準備
ハンズオンを始める前に、お使いの開発マシンに次の環境を準備します。
以下の環境で動作確認しました。
❯ az version
{
"azure-cli": "2.51.0",
"azure-cli-core": "2.51.0",
"azure-cli-telemetry": "1.1.0",
"extensions": {
"azure-iot": "0.22.0",
"containerapp": "0.3.41"
}
}
❯ az bicep version
Bicep CLI version 0.22.6 (d62b94db31)
本ハンズオンでは Azure の環境作成と Bicep のサンプルシナリオのデプロイに Azure CLI と Bicep を利用します。また、各種操作をまとめたコマンドを実行するためのタスクランナーとして Makefile を利用します。
Bicep パラメータファイルを利用しますので、Bicep CLI バージョン 0.18.4 以降および Azure CLI バージョン 2.47.0 以降であることを確認ください。
ref. Bicep デプロイ用のパラメーターファイルを作成する
ハンズオン
リポジトリをクローンして infra/
に移動します。
# clone repository
git clone https://github.com/ks6088ts-labs/baseline-environment-on-azure-bicep.git
cd baseline-environment-on-azure-bicep/infra
シナリオごとにディレクトリが分けられているため、以下のコマンドで各シナリオのテンプレートをデプロイできます。
# シナリオ名は infra/scenarios/* のディレクトリ名と一致しています
# 以下では実行例として aoai-apim シナリオをデプロイします。
SCENARIO=aoai-apim
make deployment-create SCENARIO=$SCENARIO
make で実際に実行しているコマンドは以下の通りです。
# 実行コマンド
az deployment group create \
--resource-group rg-aoai-apim \
--template-file scenarios/aoai-apim/main.bicep \
--parameters scenarios/aoai-apim/main.parameters.bicepparam
動作確認
- Azure Portal にて
rg-aoai-apim
が作成されている - API Management, Azure OpenAI リソースが生成されている
- 各種パラメータ(SKU, tags, モデル, etc)が期待値通りである